キッチンの油汚れを落とすコツは、アルカリ性の洗剤を使うことと、汚れを温めてやわらかくすることです。ベタつく段階であればご家庭でも落とせますが、茶色く固まって膜のようになった汚れは、部品を分解しての洗浄が必要になることがあります。
なぜキッチンの油汚れは落ちにくくなるのか?
調理中に飛び散った油は、時間が経つと酸化し、加熱を繰り返すことで硬くなります。さらに油はホコリを吸着するため、油とホコリが混ざった粘り気のある層が表面に固着します。「新しい汚れは拭けば落ちるのに、古い汚れは落ちない」のはこのためです。
家庭でできる落とし方の手順は?
油汚れは酸性なので、アルカリ性の洗剤(重曹、セスキ炭酸ソーダ、アルカリ性のキッチン用洗剤)が有効です。
- 換気扇を回し、ゴム手袋を着ける
- 洗剤を汚れに吹き付け、キッチンペーパーをかぶせて数分〜十数分置く
- 汚れがゆるんだらスポンジや布で拭き取る
- 洗剤成分が残らないよう、水拭きで仕上げる
五徳や換気扇のフィルターなど取り外せる部品は、40〜50度程度のお湯にアルカリ性洗剤を溶かし、つけ置きすると効率的です。温めることで油がやわらかくなり、力を入れずに落ちやすくなります。なお、アルミ素材はアルカリ性洗剤で変色することがあるため、素材の表示をご確認ください。
コンロの焦げ付きはどうする?
焦げ付きは、炭化して固まった状態です。まずはお湯とアルカリ性洗剤でゆるめてから、樹脂製のヘラやスクレーパーで少しずつ削り取ります。金属たわしで強くこすると天板に傷が付き、その傷に汚れが入り込んで落ちにくくなるため避けてください。ガラストップの天板は特に傷が目立ちやすいので、専用のクリーナーをおすすめします。
プロのクリーニングとは何が違う?
大きな違いは、分解できる範囲と洗剤・機材です。プロのキッチンクリーニングでは、レンジフードのシロッコファンやケーシングまで取り外し、専用の洗剤につけ置きしたうえで洗浄します。ご家庭では手が届かない換気扇内部や、コンロ奥の隙間、シンク下といった箇所までまとめて対応できます。
また、キッチンに近い場所のエアコンは、調理で舞った油分を吸い込んでいることがあります。ベタつきが気になる場合はエアコンクリーニングもあわせてご検討ください。
費用の目安は?
山元工業では、キッチンクリーニングを22,000円(税込)〜で承っています。作業時間は約2〜4時間が目安です。浴室・洗面台・トイレなどとまとめてご依頼いただける水回りセットは33,000円(税込)〜です。表示価格はすべて税込で、汚れの状態や作業範囲により変動する場合は、作業前のお見積もりで確定します。
草津市を中心に滋賀県内でご依頼をいただいており、出張費・お見積もりは無料です。詳細はキッチンクリーニングのページをご覧ください。同じ「見えない場所の汚れ」の話として、洗濯機の分解洗浄の記事もおすすめです。
よくある質問
Qキッチンクリーニングの料金と時間を教えてください。
A22,000円(税込)〜、作業時間は約2〜4時間が目安です。レンジフード・コンロ・シンクを含む範囲でご案内しています。
Q重曹とセスキ炭酸ソーダはどちらがいいですか?
Aどちらもアルカリ性で油汚れに有効です。セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすくスプレーで使いやすく、重曹は粉のまま研磨材のようにも使えます。素材を傷めないよう、目立たない場所で試してからお使いください。
Qレンジフードだけでも依頼できますか?
Aはい、範囲を絞ってのご依頼も承ります。汚れの状態で作業内容が変わるため、写真をLINEでお送りいただければ概算をご案内します。